いよいよ来年、人が少ない福井県（夜は、駅前でも、女性の一人歩きが危ないレベル。人がいないのに、恐竜の鳴き声だけが響き渡っているのです・・・怖）に、北陸新幹線が開通します。福井県では、それなりに盛り上がっているようですが、こんなムダ金を使うから、今春も運賃を値上げしたり、新幹線の回数券を廃止したりという事態になるのです。おまけに、特急料金を払っているのに、車内販売すらない特急が、新幹線を含め、増えてきています（苦笑）。そもそも、関西から福井に観光で行く人は滅多にいないです。自殺の名所「東尋坊（とうじんぼう）」は有名ですが、あまり観光として行くような所ではないですし、魚介類も、能登半島のある金沢や富山と比べると劣ります。種類が少ないのみならず、例えば、カニの値段なども、高いように感じます。関西人にしてみれば、福井は、あくまでも金沢や富山に行く時の通過点という感じです。珍味に、へしこ（塩辛い、サバの保存食）や汐うに（ウニの卵巣を練った食べ物）がありますが、前者は好き嫌いが激しいですし、後者は値段が高すぎて、まあ、いずれにしても万人向けではありません。これらは、ネットでも購入可能ですし・・・・・。 最近、地元メディアを巻き込み、「ソースカツ丼」を名物にしようともくろんでいるようですが、もともとは、早稲田の学生が考えついた料理（？）のようです（通説）。地元で人気の店を数軒回りましたが、一言で申しますと、腹をすかした部活帰りの学生なら喜びそうな、「学食レベルの料理（？）」です。米はイマイチだし、油も質が悪いし、肉も筋があって、あまり上質な感じがしないし、ソースも、スーパーで売っているとんかつソースを薄めたような感じで、オリジナリティ―を感じないし・・・・・。さらひどいのは、とある有名店で、調理人が、暇な時、携帯をいじっていました・・・・・、もう、とにかく、がっかりです。食べ終わった後、質の悪い油が口の中に残っていて、少しでも早く、口直しをしたくなります。失礼だとは思いながら、地元洋品店のおばあさんに、「ソースカツ丼って美味しいですか？」と尋ねてみると、そのおばあさんは、「ん・・・・・」と唸（うな）って首をひねりながら、「まったく食べないわけじゃないけどぉ～、他府県から、わざわざ食べに来て頂くような物ではないと思います・・・・・」と、福井弁のイントネーションではっきり仰いました。全国にも、似たような食べ物はございますが、「名古屋の老舗の、みそカツ丼」「宮崎の老舗の、チキン南蛮」などは実に美味しいですので、わざわざ他府県から食べに行く価値はあると思います。しかし、福井のソースカツ丼は、どうでしょう・・・・・？もちろん、５００～６００円なら、腹を膨らますだけの目的で食べてもいいんですが・・・・・（笑）。あ～、思い出したら、また再び、口の中が気持ち悪くなってきました（笑）。そこで、一つの提案ですが、ソースをウスターソースにして、そこに油で揚げたカツをくぐらせる事で、油をそぎ落とした方が良いと思いますねえ。それなら、まだ、かろうじて食せます（苦笑）。ただし、値段は、７５０円までですが・・・・・。油以外にも、問題がありますので…‥（笑）。 さて、今回、皆様にご紹介致します商品ですが、岡本先生の「宝石シリーズ」の著書に写真で紹介されているレベルの「品質」と「サイズ」を兼ね備えた、いわゆる、特級品トルマリンです。色は、ほぼほぼ写真の通りで、ブルーに、ほんの少し緑を混ぜたような色味です。リピーター様とお会いすると、たまに、コロンビア・ムゾー産のエメラルドに間違われて、「これは、エメラルドですか？」と仰る方もおられます。しかし、ムゾーのエメラルドは、グリーンが主体で、そこに青が少し混ざっているのに対して、この特級品トルマリンは、青が主体で、そこにグリーンが少し混ざっている感じです。ベリルとトルマリンの違いはありますが、これはこれで、ムゾーのエメラルドに引けを取らないぐらい美しいです。渡り合える…‥、そんな感じが致します。たまに、品で、類似品が出たりしますが、表面に傷があったり、内部にひび割れやインクルージョンがあったり、暗い感じがしたり、表面にあまり美しい色が現れなかったりと、全然、クオリティー（質）が異なります。別物です。宝石は、種類によって、インクルージョンやひび割れが許容されるものと、決して許されないものがあるのはご存じでしょうか？。後者は、例えば、アクアマリン、パライバとルベライトを除くトルマリン、インペリアルトパーズ、クンツァイト、モルガナイトなどが代表です。宝石の本に掲載されるようなレベルの石は、いかがでしょうか？うっとりされると思いますよ。宝石を買うときは、買える範囲で高いものを買った方がいいです。経験上…‥（笑）。


 ＊サイズは、およそ「１３．５ｘ１２．０ｘ６．５ｍｍ」です。